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高月彩良&窪塚俊介 スペシャルインタビュー

★二人の「鬼」にスペシャルインタビュー! 高月彩良&窪塚俊介
★隠形鬼のバンドメンバー連続殺人… 謎解きは「三角のねじれ」
★生駒里奈(元乃木坂46)ゲスト出演! 「キーボードの演奏は…」

完結まで残り2話となった「東海テレビ×WOWOW共同製作連続ドラマ ギフテッド Season1」。今回放送の第7話では、何にでも姿を変えることのできる「隠形鬼(おんぎょうき)」・長曾我部新(高月彩良)が登場。新が所属するロックバンドで連続殺人事件が起こり、天草那月(増田貴久)は四鬼夕也(浮所飛貴)とともに新の元を訪ねる。「四鬼の中で一番恐ろしいのは、あの人かもしれない…」と夕也がいう隠形鬼・長曾我部新は一体どんな人物なのか?また、夕也の母・舞歌(田中麗奈)殺しの容疑者として追われ長年行方不明だった金田那由他(窪塚俊介)を夕也は偶然、街中で見かける…。新と那由他の登場で「四鬼家の謎」の真相へ一気に進み始める今回の「ギフテッド」。
そんなキーマンとなる「四鬼」の二人、長曾我部新と金田那由他を演じる、高月彩良と窪塚俊介のインタビューを今回はお届け!最終話に向けた「ギフテッド」の見どころについて語ってもらった。

高月彩良 インタビュー

高月彩良

四鬼で最後に登場するというのは
かなりのプレッシャーでした

今回のドラマ出演が決まった時の感想から教えてください。
ドラマに出演する際は、どの役を演じるのかを知る前に台本を読むことを心がけています。そのほうが、フラットに作品を読み込むことができると思うからです。だからオファーされたのが長曾我部新(隠形鬼)と知った時はちょっと驚きました。四鬼の中でも最後に登場する役だし、視聴者の皆さんも「どんなキャラクターだろう」と期待されると思うので、プレッシャーもかなりありましたね。
長曾我部新とはどんな人物で、どんなことを心がけて演じましたか?
新は何者にも姿を変えることのできる「隠形鬼」で、四鬼の中でも怪力で知られている人物。松井玲奈さんが演じる弓月兵馬とは逆に、「男性っぽく見えるけれど女性」という設定です。ただ、女性らしさを残そうとすると中途半端になる気がしたので、男らしさや強者感を全力で出そうと思いました。台詞回しだけでなく自分の中で最大限に低い声を出してみたり、袴姿で座る際は少し足を開いてみたりなど細かな部分にも注意したので、そんな「男っぷり」にも注目してもらえればと思います。

「ギフテッド」だからこそ分かる、殺人者の心の機微が見どころ

撮影現場の雰囲気はいかがでしたか?
キャストとスタッフの全員で作り上げている感じがして、とてもいい現場でした。それと四鬼舞歌役の田中麗奈さんとの共演シーンがあるんですけれど、お綺麗過ぎてビックリしました。夕也の能力ではないですが、あの「優しくて品のある雰囲気」を自分のものにできる能力がほしい!と思いましたね(笑)。
高月さんが感じる、ギフテッドの面白さとは?
もともとミステリーや推理小説が好きなんです。特に伊岡瞬さんという作家が描くダークな世界観が好きで、よく読んでいます。多くのミステリーとは異なり、「ギフテッド」は誰が殺人を犯したのかが分かるという設定がポイントなります。だからこそ視聴者の方も「この人、人を殺しているのにこんな表情ができるんだ」といったように、殺人者の心の機微などにもより深く着目できるのではないでしょうか。
第 7 話の見どころや視聴者の皆さんへのメッセージをお願いします。
私が演じる長曾我部新は性別だけでなく考えていることなど、さまざまな部分が見る角度によって全く違うように見えるキャラクターです。撮影時にもそこにこだわって演じたので、ぜひ見ていただきたいですね。そして毎回トリックが秀逸なのですが、第7話も今までにないかたちなので、ぜひドラマを見ながら推理してほしいと思います。

窪塚俊介 インタビュー

窪塚俊介

子どもが産まれてから、人の親を演じる上での感度が高まりました

窪塚さんが演じる金田那由他はどんな役なのでしょうか?
金田那由他は四鬼の一人(金鬼)であり、四鬼舞歌殺害の容疑者としてドラマの序盤から回想シーンで登場してきました。警察は容疑者として追っていますが、夕也には那由他から黒い影は視えない…。そういう事実から考えると、那由他というのはしっかりとした道徳観や倫理観を持ち合わせている人で、自らの手で真犯人を捕まえたいという想いから警察を振り切ったのかもしれませんね。長年姿をくらませていた那由他ですが、第7話からはいよいよ本格的に登場します。
どんなことを心がけて演じてきましたか?
四鬼の他の師範代と比べると、那由他のバックボーンってなかなか見えてこないんですよね…。彼らはそれぞれに華道や舞台、音楽といった世界で活躍しているわけですが、那由他に関しては「薫の父親」というぐらいしか設定が描かれていないんです。ただ、父親という部分は那由他の行動に大きな影響を与えているので、そこに気を配りながら演じました。自分自身も子どもが産まれてからは、人の親という役柄に対する感度が高まったように感じています。ウチの子どもはまだ小さいですが、那由他のように年頃の娘が一人でいたらやはり心配でしょうし、娘のためにも殺人者という汚名をそそぎたいと思うでしょうね。

第 7 話は、まさに最終話に向けたプロローグとして見てほしい

四鬼といっても、それぞれに役割や特徴があるわけですね。
監督からは、「那由他は四鬼の長兄的な存在」という風に言われています。林秘影が次男で、弓月兵馬と長曾我部新の二人は少し若いイメージですね。若い二人は四鬼神流を復興させようと躍起になるわけですが、那由他と秘影が年長者としてそれを抑えるというイメージでしょうか。こうした四人の関係性が、第7話から最終話の展開にも大きく絡んでくると思います。その辺にも注目してもらうと、より楽しんでいただけるのではないでしょうか。
そんな最終話に向けての見どころを教えてください。
実は最終話の台本はなかなか上がってこなくて、演じる側も「舞歌殺しの犯人捜しは、どんな結末を迎えるんだろう?」と、視聴者のように楽しみにしていました。完成した台本を読んでみたら、「この手があったか!」と驚かされるような結末を迎えるので、楽しみにしていてください。そして第7話は、そんな最終話に向けて新たな謎が生まれる回でもあります。結末への序章として、ぜひ続けて見ていただきたいですね。

第7話ストーリー

隠形鬼が所属するバンドで起きた連続殺人事件――
事件を解くキーワードは「三角のねじれ」

2年前に解散したロックバンド『ヴィルデ・カッツェ』の元メンバー二人が、相次いで殺害される。天草那月(増田貴久)は四鬼の一人で今はギタリストとして活動している長曾我部新(高月彩良)も元メンバーと知り、四鬼夕也(浮所飛貴)と共に話を聞きに訪ねる。新を含む元メンバーの三人は、殺害当日もスタジオに集まっていてアリバイがあった。さらに調べを進めると、殺された一人を深く恨んでいたライブハウス店主が捜査線上に浮かぶが、彼にも明確なアリバイが…。しかし那月は事件を解くカギを見つける。

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今回、那月が見つけた事件解決のキーワードは「三角のねじれ」。このキーワードを軸に考察しながらドラマを見れば、より「ギフテッド」の世界観を楽しむことができるはずだ。

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注目の第7話ゲスト出演者!

バンドメンバーを演じる生駒里奈
「でも、キーボードの演奏は…」

ロックバンド『ヴィルデ・カッツェ』の元メンバーの一人・神崎若葉を演じるのは生駒里奈。乃木坂46を卒業後は、各分野での活躍がめざましく、今回の彼女の演技にも注目だ。

【生駒里奈(神崎若葉 役) コメント】
神崎若葉役を務めさせていただきました生駒里奈です。若葉は長曾我部新のバンド『ヴィルデ・カッツェ』の元メンバーでキーボード担当なのですが、バンド内の複雑な人間関係に悩んだり、みんなの為に奮闘する役です。短い撮影期間ではありましたが、皆さんと本当のバンドメンバーのように、仲良く撮影に挑むことができました。新とはぶつかり合うシーンもあったので、特に見ていただきたいですね。ただ、キーボードは未経験ゆえ…、ご愛嬌で〜!!笑

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