警視庁捜査一課７係・巡査部長。
名門大学を首席で卒業。アメリカ留学経験もあり、過去のあらゆる犯罪が頭に網羅されている。犯罪心理学にも精通しており、並外れた推理力、洞察力によって数々の事件を解決してきた。現在は夕也の家に間借りして同居している。

港学院高等学校３年。
長い歴史を持つ「四鬼神流古武術」を受け継ぐ、四鬼神流の当主。過去に殺人を犯した人物を視ると、その人物の身体に“黒い影”が見える【鬼の眼】を持つ。那月に捜査協力をしている。

警視庁捜査一課７係・巡査部長。
那月の同僚で捜査上の相棒。単独行動をしがちな那月に振り回され、その奔放さに苛立ちながらも、ともに事件捜査に当たる内に那月の並外れた推理力を認めるようになる。

警視庁捜査一課７係・警部。
那月と竜崎の上司（係長）。組織の規律を重んじる真面目な性格で、頻繁に単独行動を取る那月に何かと苛立たされることが多い。那月の父・恒河とはかつての同僚だった。

「千里探偵事務所」探偵。
ある事件によって殺人容疑をかけられたことで那月と夕也に出会う。裏四鬼神流の当主であり、夕也の【鬼の眼】同様、特殊な能力である【闇の眼】を持っている。

那月の父。元警視庁公安部公安第四課・警部。
卓越した推理力と強い正義感を持ちながらも、約２年前に突如として失踪し、現在に至る。新聞記者の山田が生前、連絡を取り合っており、“殺意なき惨殺”事件との関連が疑われることになる。

警視庁刑事部長 兼 「特命捜査チーム」室長・警視監。
警視庁内で精鋭を集めた「特命捜査チーム」を率いる室長。数々の事件を解決してきた優秀な那月に目を付け、チームへ招聘する。一連の“殺意なき惨殺”事件の捜査に当たりつつ、間近に迫ったガーランド米国務副長官訪日へ向けた警備強化に尽力している。

警視庁捜査一課11係・警部補。
「特命捜査チーム」捜査官。室長である神原が掲げる理念の一番の理解者。捜査に熱心に取り組む厳格な刑事であり、所轄の刑事課に所属していた際、当時新人だった竜崎を厳しく指導していた。

「毎朝新聞」記者。
刺殺された山田の後輩。QRコードを山田から託されたことから、“殺意なき惨殺”事件に巻き込まれていく。

元金券ショップ経営者（現在、無職）。
ある人物との接触によって殺人事件に巻き込まれ、立てこもり事件を引き起こす。

「特命捜査チーム」捜査員。
新たにチームに加わった那月と組んで捜査に当たるが、自由奔放な那月に苛立ちを覚える。

「毎朝新聞」記者。
高牧の上司。ある日、刺殺遺体として発見される。生前、優秀な記者だったが、強引な取材や容赦ない暴露記事によってトラブルが絶えない噂を持っていた。

「四鬼神流古武術」の師範代で、四鬼の一人。通称『風鬼』。
可憐な容姿とは裏腹に何を考えているかわからない不気味さを持つ。自分なりの正義感で動く人物で、“法で裁けない悪人を力で排除するのが、四鬼神流の使命であり正義”と考えている。

警視庁鑑識係。
偏屈で癖のある性格だが、仕事熱心で極めて優秀な人物。那月とは互いの推理力を認め合っている。

四鬼家の家政婦。
長年、四鬼家に勤めており、夕也を幼い頃から献身的に支えてきた。近頃では、那月の好物であるスイーツを作って振る舞うことにも喜びを覚えている。

「特命捜査チーム」捜査員。

雑居ビルの管理人。
ある日、面識の無い男・丸岡に惨殺される。

女子大生。
惨殺された警視庁航空隊の隊員・大野弘雄（＃２事件被害者）の隣人。